「人よりほんの少しの苦労、人よりほんの少し多くの努力で、その結果は大きく違ってくる」
by鈴木三郎助
味の素の創業者、鈴木三郎助は若いころの話だ。
運のいいことに米相場で数億円をもうける出来事があった。しかし、その後、一攫千金に味を占めた三郎助は更に米相場にのめりこみ、あっという間に儲けた数億円は消え、同時に多額の借金を背負う羽目になった。
この出来事に後悔した三郎助は心を入れ替え、それ以降は人一倍熱心に働き、現在の味の素の基礎を作り上げた。
若いころにした失敗を素に「苦労と努力」、「愚かな自分」を経験したからこそ、熱心になれた三郎助にぴったりの言葉であると思う。